パソコンを買い替えるにあたって、改めて「どのパーツが何を担当していて、どんな種類があるのか」を自分なりに整理しておこうと思い、メモ代わりにまとめました。
CPU(中央処理装置)
役割
パソコン全体の処理を担当する“頭脳”部分。計算や制御など、あらゆる動作の中心になります。性能が高いほど処理速度が上がり、重い作業にも対応できます。
主な種類(2025年時点)
- Intel製
- Core i3 / i5 / i7 / i9(数字が大きいほど高性能)
- 最新世代は「第14世代(Raptor Lake Refresh)」など
- AMD製
- Ryzen 3 / 5 / 7 / 9
- 最新世代は「Ryzen 7000シリーズ(Zen 4)」など
メモリ(RAM)
役割
作業中のデータを一時的に保存する“作業スペース”。複数のアプリケーションを同時に使う際の快適さや安定性に直結します。
主な種類
- DDR4:現在も主流。価格と性能のバランスが良い
- DDR5:新しい規格。高速で将来性があるが価格はやや高め
容量は一般的に8GB / 16GB / 32GBなどで販売されています。
3. ストレージ(記憶装置)
役割
OSやソフトウェア、ファイルなどの保存に使用されます。容量や読み書き速度が快適さに影響します。
主な種類
- HDD(ハードディスクドライブ)
- 容量が大きく価格が安いが、動作は遅め
- SSD(ソリッドステートドライブ)
- 読み書きが高速。起動時間や動作が快適に
- M.2 SSD(NVMe)
- SSDの中でもより高速・小型。接続規格によって速度に差あり(SATA接続とNVMe接続)
GPU(グラフィック処理装置)
役割
画像処理や映像出力を専門に担当するパーツ。ゲーム、動画編集、3Dソフトなどでは特に重要になります。
主な種類
- 内蔵GPU(CPUに内蔵)
- 軽い作業や動画再生などには十分
- グラフィックボード
- 高性能な処理が可能
- 主なシリーズ:
- NVIDIA:GeForce GTX / RTXシリーズ
- AMD:Radeon RXシリーズ
マザーボード(基板)
役割
すべてのパーツを接続・制御する土台。対応するCPUソケットやメモリ規格、拡張性などが決まります。
主な種類(フォームファクター)
- ATX:標準サイズ。拡張性が高い
- microATX:少し小型。コスト重視で選ばれる
- Mini-ITX:コンパクトな構成向け
チップセット(例:Intel B760 / AMD B650など)によって機能も異なります。
電源ユニット(PSU)
役割
各パーツに電力を安定供給するパーツ。出力の安定性や品質はPCの安定動作に直結します。
主な基準
- 出力(W数):パーツ構成に応じて選定(例:500W〜850Wなど)
- 80PLUS認証:電力効率の目安(例:Bronze / Gold / Platinum)
ケース(筐体)
役割
パーツを収める箱。冷却性能、拡張性、見た目などに関わります。
主な種類(サイズ)
- フルタワー / ミドルタワー / ミニタワー:パーツ数や冷却重視かで選ぶ
- 冷却ファンの搭載数、水冷ラジエーターの対応、エアフロー設計なども重要な選定基準
冷却システム(CPUクーラー等)
役割
パーツの発熱を抑えて安定動作を保つための仕組み。
主な種類
- 空冷(ファンタイプ):コストパフォーマンスに優れる
- 水冷(簡易水冷 / カスタム水冷):冷却性能は高いが価格や設置の手間がある
とるまろまとめ
あらためて整理してみると、どのパーツにも明確な役割があり、種類ごとに特徴があります。
パーツ選びは全体のバランスが大事だと感じたので、今後構成を考える際のベースとしてこのメモを活用していくつもりです。
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