いまだに片付けは苦手です。モノが溢れる実家の自室を脱却した私の「片付け戦略」

習慣

はじめに白状しておきます。

私は今でも、片付けがとても苦手です。

これを書いている現在のデスクの上も、正直に言ってなかなか悲惨な状況です。同棲している相棒からは、出しっぱなしのモノについてしょっちゅう注意されています。

そんな私ですが、実家にいた頃の自分の部屋は、もっと、ずっと手が付けられない状態でした。

実家は昔ながらの田の字住居で、ひいおばあちゃんの代から増改築を繰り返した複雑な間取りでした。

部屋数だけは多くて私が小学校高学年の頃に一人部屋をもらったのですが、備え付けの押し入れは昔の布団や謎の雑貨でパンパンの「開かずの間」。ただでさえ狭い6畳間に、収納スペースがない状態からのスタートでした。

おまけに活字中毒で本は溜まる一方、手芸やゲーム、お絵描きと多趣味なせいで、常にモノが溢れかえっていました。親に怒られては連休に一気に掃除し、またすぐに散らかる……そんな「片付けリバウンド」を繰り返していた私が、ある時「このままじゃいけない」と自分なりに編み出したのが、1日5個の片付け戦略でした。

「1日5個片付ける」という逆転の発想

世の中の片付け本を色々と読んでみたものの、どうにもピンときませんでした。なぜなら「一気に片付けても、結局すぐモノで溢れるから」です。

そこで気がつきました。モノは毎日爆発的に増えるわけではありません。休みの日に買ってきたモノや、日常で使ったモノを出しっぱなしにしているから散らかるのです。

「4つのモノを出しっぱなしにするなら、毎日5つのモノを片付ければ、理論上は絶対に部屋が綺麗になっていくのでは?」

この逆転の発想から、私の独自の片付けルールが誕生しました。

部屋を変えた4つのマイルール

私が自分に課したルールは以下の4つです。

・毎日やる。やらない日は嫌いな筋トレをする(ペナルティ)

・タイマーをセットして決まった時間までにやる。やっていなければ即時やる

・毎日必ず「5つ」片付ける(または捨てる)

・一度手に触ったモノは「どこかにしまう」か「捨てる」の二択のみ。別の場所に置くのは禁止

一気に全部を綺麗にするのは無理でも、毎日「増える分より少し多く」片付けるだけなら、私のようなズボラでも続けられました。何日もかけて、床が見えてきた時の感動は、今でも鮮明に覚えています。

維持する秘訣は「部屋を好きになること」

床が見えるようになった後、一番の課題は「それを維持すること」でした。

維持するために私が出した結論は、自分の部屋を大好きになるために手間暇をかけ、とことん自分の好きな空間にすることでした。

古臭かった壁には自分で漆喰を塗り、障子には可愛い柄の和紙を貼りました。机はDIYでリメイクし、全身鏡や、キリム柄のお気に入りのラグ、そして寝心地の良いベッド。少しずつ、自分の好きな家具やテイストで部屋を満たしていきました。

自分の部屋が大好きになると、少しでも散らかした時に「せっかくの私の部屋が見栄え悪いな……」というモヤモヤを感じるようになります。このモヤモヤこそが、重い腰を上げさせてくれる最高の原動力になりました。

とるまろまとめ:少しずつ、好きな空間を維持するために

結局、部屋を理想の空間に整えてからそう経たないうちに、同棲生活を始めるために実家を出てしまいました。

なので、あのピカピカになったお気に入りの部屋には、実はそんなに長くは住んでいません。

でも、今でもたまに実家に帰って、かつての自分の部屋に泊まるたびに思います。

「あの時、諦めずに頑張って片付けて、本当に良かったな」と。

……と、ここまで書くと今はすっかり片付け上手になったように聞こえるかもしれませんが、現実は甘くありません。冒頭で書いた通り、今の私は相棒に注意される日々を送っていますし、気を抜くとすぐに机の上は魔境と化します。

でも、かつての経験から知っているのです。どんなに散らかってしまっても、毎日5つずつ片付ければ、そしてその場所を自分好みに整えていけば、また大好きな空間に戻せるということを。

片付けが苦手な私にとって、整理整頓は終わりなき戦いです。

完璧を目指さず、1日5個の引き算を積み重ねる。これからも相棒に叱られたり、仕事机の惨状に頭を抱えたりしながら、少しずつ好きな感じに整えていこうと思います。

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